2015-01-01から1年間の記事一覧

歳をとると大体みんなアコースティック志向になる理由

最近だと菊地成孔先生の「東京大学のアルバート・アイラー」なんてな本を読んであって少し音響学みたいな部分を知った気になって思うのは、何でも理由があるのだなあ という事で、私も生まれたての頃は、グングンにギターを掻き鳴らすのがロック及び魂だと思…

ロックミュージシャン長生き問題

人間長い事生きていると段々に世の中の仕組みが分かってくるものでああ ロックミュージシャンつうのは早く死ななきゃ駄目なのだなあなんてな事を、駄作を繰り返し発表するばかりの死に損ない達を見て思うのだけどもしかして逆に長生きする事そもそれ自体が価…

外崎先生という名の心の恩師

今週のお題「思い出の先生」私が心に好奇心というモンスターを飼う事になったのは、紛れも無く小学6年生の時の担任である外崎先生の教育の所為である。外崎先生とはどういう人だったかというと、当時としては若い男の先生であり正義感の塊でありながら、柔…

極々最近の思考経過

ここ最近の私の傾向としては、ブルーズ。ミートソースをそっと彩るパセリの様に、左手は添えるだけ みたいな感じでほんのりあるブルーズに興味があって、店内で流れる岡村靖幸の宇多田ヒカルカバー「オートマティック」に、サビのアクセントの音でかすぎやし…

CDやっぱり出ませんがな

色々あった結果、以前に話した形ではCDは出ない模様で何故模様なぞという曖昧な言い方かというと、非常に宙ぶらりんの状態のまま約一ヶ月放置されている為で、私自身、もうどうでもよい気持ちのままここ数ヶ月過ごしてあってしかしながら、作品を作るに当っ…

いつも下着はユニクロを

個性個性と諸手を振って、平等平等と世界に一つだけの花が100万本咲いたところ「個性的ですね」という言葉が小馬鹿にしながらも相手のご機嫌を伺えるマジックワードと化したというのは、何とも皮肉。皮肉という漢字には骨が無いと今気づいたのは置いてお…

思想は果たして重要か

誰も天才を望んでないのさなんてな言葉があって、10年前はそんな馬鹿なと思っていたもののなるほど。しかし一理ある。大江千里あると思うのは、例えばオリコンチャートに見るAKBにもエグザイルにも誰も天才性を求めていないのであってなんてな書き方をする…

時効警察を観て

前回、「藤原竜也物語〜ST赤と白の捜査ファイル〜」を拝見したものの1話終了で頓挫。面白いドラマを探していたところ、前々から気になっていた時効警察と対峙。オフビート と聞くと堤幸彦を思い出して苦い味が広がるのだけども、1話を観たところ全編に漂う…

ST 赤と白の捜査ファイル第一話を拝見して

香取慎吾も大概だが藤原竜也も大概なもので、しかし舞台的演技をテレビや映画で観れるという点で舞台というのは奥が深いらしい という距離感のまま、良く分からないが舞台というのは、テレビとも映画とも違う何からしいと説得させられる納得させてくれるとい…

サイコパス、平和、Ⅸ畳、安田保険

サイコパスというアニメを今観終わった。全ての役に声がハマっていて大変良かったものの、オープニングもエンディングも何らかの事情で糞みたいな曲を流さなければならない模様でエンディングの曲に被せて少しストーリーが続く演出の所為もあり、オープニン…

「予告犯」を観て ネタバレありますよ

ほとんど毎日のように映画を観ている。鑑賞後駄目な映画を観たなあと思った時は、淀川長治先生の言葉を思い出しそれでも何か良い部分があっただろう?と自分に聞いてみるとやはり何かしら良い部分はあるのだけども、良い部分があるだけに製作者の詰めの甘さ…

カナブーンと下衆の極み乙女を真面目に聴いてみた

現在ガンガンにギターを歪ませて、ロケンロールしているところ進行形のジェイ・ロックを聴いて学力の向上に励もうと、カナブーン 代表曲 とグーグル先生に打ち込んだところ便利な世の中。ゆらゆらゆらゆら みたいなサビの曲を聴いて思うのは当然モンキーズ「…

キャシャーン

現在「アメイジング・スパイダーマン2」鑑賞直後であり、その圧倒的な素晴らしさと先日拝見した「キャシャーン」の怒りを元にこうしてキーをタッチしている。この1週間で「GOEMON」「キャシャーン」「X-メンフューチャーアンドパスト」「ネブラスカ」「ロ…

音楽家にタイムカードが無くて

海外のミュージシャンに対して、「あなたがもし他のバンドの人間と入れ替われるとしたら、どのバンドの何の楽器を担当したいですか?」という質問をしたら9割の人間が口を揃えて「AC/DCのドラム」 と答えるという事が分かっている。音楽という言葉は音を楽…

映画を観る事

バタリアンをガチのホラーだと思って恐怖し里見八犬伝をこの世界のどこかで起きているドキュメンタリーとして恐怖した少年を経てざんばらざんばらと映画を観て、そして様々な音楽を聴き思うのは、名作に対して鋭くアンテナを立てていると、まあ観なくてもそ…

宇多丸映画評論に対する考察

お抱えの評論家を持つ というのは大変素敵な事であって、高校時代私も解説 大鷹俊一や渋谷陽一や田中宗一郎や妹尾なんたらなんてな名前があればとりあえず買ってみるなんてな事をして、その後様々に物事が分かってくると自然と彼ら評論家と一定の距離を置い…

松本人志「しんぼる」を観た

好きな映画監督は山ほどいるし、好きな作品も山ほどあるのであってこの監督が好き なんてな物言いをするとなれば、自分はこのように他人から思われたい という意思表示に過ぎない時代にあって、糞味噌に言われている「しんぼる」が何故酷評されてあるのか考…

20万ヒットに関して

思っている。感謝の念を。カウンターが一つ上がるという事は、この世界の誰かがしょうがねえあいつのブログを見てやるかてか今日も更新してねえよ 死ねよ ダボが ハゲ予備軍がと罵倒していっているという事であり、本来であれば人道的に考えて今日も更新しな…

色々考える日々

お久しブリーフ 悩める脱毛王ことわたしです。CD全然出ねえじゃねーか このトンブリ野郎そう思っている方もいらっしゃるでしょうが私も同感です。色々な大人の事情で現在保留、留保されているところです。しかしまあたくさん思うところはあって、例えば芸術…

カニエ・ウェスト詐欺事件

能年玲奈が「生ごみ先生」により洗脳され現在着地点を模索中との事、かつてはXジャパンTOSHIの化け物顎男に始まり、貴乃花、オセロ中島と芸能の世界と洗脳は切っても切れない関係にある。カニエ・ウェストに洗脳疑惑が浮上したのは、5枚目のアルバムの制作…

メッセージの無いアジテーター

うつ病の友達にブルーハーツの「人にやさしく」を聴かせたら死んだ。 と、このような事があるようにメッセージというのは時に人の人生を左右しかねない刃物でしかしながらCDを買うのは若者であり、若者は青臭いメッセージが大好きで故に私も頑張ろう東北の気…

個性的になりたい人、個性が主張する人

個性個性と言われる時代に、流行があっていまだにファッション誌は売られ、小売店は薄利多売に勤しむ。果たして個性とはそんなに良いものかね とは誰の言葉だったか忘れたものの、私の歌に関しても個性が足りないなあ と思うのは、私が日本人で個性的な歌だ…

適材適所という罠

よく頭の中で音楽が鳴る みたいな事を言って、なので一本道で完成までこぎつけますねん という事で人をけむにまいて、三遊亭好楽みたいな顔をする人があるが、はっきり言って糞だと思う。結果出来上がったものが誰にも聴いた事の無いような素晴らしいもので…

スズキという男

「ちょっと火貸してもらえますか」実にアナログな出だしである。しかしそこから始まる出会いもある。相手が女子であった場合私の警戒信号はレッドで点滅し、宗教の勧誘、もしくはツツモタセ、あるいはマルチ商法かと胸躍るのだけどもスズキは男子。「今何聴…

全てがF○○○になる

全てのジャンルがどんどんとFに近づいていってる様な気がするっつうのはこれまあ落ち着いて考えれば道理なのだけども、最近思うのは自家中毒を回避する術は無いのか俺たちという事で宇宙飛行士っつうのはすげえなという事である。なにやらものの本によると宇…

菊地成孔 「憂鬱と官能を教えた学校 上巻」を読んで

不思議だね 音楽。っつう事でバークリーメソッドというものを段階を踏んで進めてみると、まるっきり私の作曲人生そのもので不思議なような当たり前のような。私が作曲を始めるに当たって持っていた知識、武器はベースという楽器は、コードの中の音ならどれを…

BPMが音楽に与える影響と年齢の関係

前回 桃色ハートという楽曲のリメイク、再録音に取り組んだ私は8ビートを16ビートの弱シャッフルなノリに変えるべく奮闘の日々を過ごした。簡単に言うと、若かりしあの頃の楽曲を渋さが隅々まで行き渡ったいぶし銀の技で今聴いても古く聴こえないように作…

音楽に逃げ道は無い

音楽が売れないつってエアロスミスが嘆いていたなんつう記事を読んでそもそもクオリティに関してそこんとこどうよ?と思っていた私にそもそもクオリティに関してそこんとこどうよ?とツッコミを入れている記事があってしかもそれがエアロスミスとだけ打って…

フィル・スペクターというおっさん

その曲は玄人向け過ぎる(売れない)その曲は売れない(良い意味で)なんつう言葉に振り回されて過去に書いた名曲を漁ってみる事数日。良い曲があった。桃色ハート という曲である。ももいろクローバーZに先駆ける事10年。当時毎日12時間程ハンドルのバ…

興奮と苦悩

3曲で今の自分のすべてを出したい つって困るのは、スガシカオ、サミュエルエルジャクソンと並んでデビューの遅い人間の苦悩でとりあえずのお試し感がある企画で、これをぽしゃったらその後はそれまでよ てな状況私の中では常に全力で良い曲を作ってきた感…