全てがF○○○になる

全てのジャンルがどんどんとFに近づいていってる様な気がするっつうのは

これまあ落ち着いて考えれば道理なのだけども、

最近思うのは自家中毒を回避する術は無いのか俺たちという事で

宇宙飛行士っつうのはすげえなという事である。

なにやらものの本によると宇宙飛行士というのは、

得意分野が2つ何かしら必要らしく、

植物学者であったり、電気技術者であったり、PCのクラッキングであったりと

そういった特殊な分野に2つ以上秀でなければならない模様で、

これはエンターテイメントの世界がどんどん自家中毒の様相を呈しているのに比して

宇宙飛行士になる人間には流石に地球代表と言えるだけの様々な能力が必要とされてあって

というと宇宙飛行士だけが特別なようだけどもそうでは無く、

一流と呼べる人々の多くは余裕で何足もの草鞋を履いているのが普通で

二足の草鞋云々で罵倒中傷されるのは、二流以下の人間で

そりゃそうだノエル・ギャラガーの様な口の悪い人間であれば尚更

サッカー観戦している暇があるならもっと良い曲を書けと言われるのは当然であるのに対して

対局の無い日に趣味でチェスを指しては日本一になってみるという羽生善治に対して

チェスする暇があるなら、もっと将棋の勉強をしろ という人はいないのであって

逆に言うと色々なものに熱中出来る基礎代謝が高いからこそ

長い間一つのものに向き合える訳で、

ジョニ・ミッチェルしかり、八代亜紀しかり、加山雄三しかり

楽家でありながら絵画も嗜む人はたくさんいるし

かつて作詞家になりたければ、

借金をして、女遊びをして、病気にかかれ みたいな事が言われたのは、

人生の苦味を知りなはれ という事で、

私が日々ブラックコーヒーを愛飲するのも、人生が苦すぎて味覚がバカになっている

なんてな事を言う人もいるがほっといて下さい。


例えばゲーム業界が大変寒々しいのは、

ゲーム好きが作り手に回り始めたからで(たぶん絶対)

というのもドラゴンクエストであれば指輪物語という小説が元ネタであったり

メタルマックスではマッドマックスという映画が元ネタになっているのだけども

ゲームしかやらないバカが集まったところで、

ドラゴンクエストが元ネタになったゲームが出来るだけであって

つっても最近では、

ラノベがヒットしました、ハリウッドで映画化しました、小畑健が漫画化しました

というメディアロンダリングも激しく、

本来であればアデルが売れたのだからして、

日本からもあれをビジネスモデルにした天才がデビューして良いのだけども

天才という言葉を安売りしすぎて、

本物の天才(自称)、本物の天才(本物)、恋愛ソングのカリスマ(失恋の天才)

心に響く歌(人による)、清水翔太加藤ミリヤ

なんてな有り様で、

ツタヤのコメントポップを読むと、ああ日本って天才がいっぱいいて良いなあ

日本って素晴らしい音楽がいっぱいだなあ(素晴らしいとは言っていない)

なんてな感慨で、今日も今日とて地味に録音。