音楽に逃げ道は無い

音楽が売れないつってエアロスミスが嘆いていたなんつう記事を読んで

そもそもクオリティに関してそこんとこどうよ?と思っていた私に

そもそもクオリティに関してそこんとこどうよ?とツッコミを入れている記事があって

しかもそれがエアロスミスとだけ打って検索した際に、大変上位に来ている訳で

あなたのブログもエアロスミスの売上不振に一役買っていますがな と思ったのだけども

映画を作った つって売上が振るわないっつうのと、

音楽を作ったけど売れなかった にはこれ天と地程の差がある。

シングルの楽曲なんつうのがYOUTUBEでロハで聴ける昨今、

アルバムを買う前に一応聴いて良かったら買おうかな なんてな人はたくさんいるだろうし

何だったらインターネットを使えば1曲から買えるなんてなニューシステムもあって

アルバムが売れねえ つって売れない原因は、そらシングルが良くなかったんでないのとなるのも道理なのだけども

映画の場合、予告編と本編の間にはこれ超えられない壁があって

シングルの集合体をアルバムと考える事は可能なのだけども、

予告編をどれだけ集めても本編になり得ないっつうのは自明で、

例えば、

シックスセンス」なんてな映画で

ブルース・ウィリスがピーで実はピーしていた なんてな情報を

人は事前に知ってしまってその後本編を観たくなるかといえば

サスペンス映画においてはオチが最後まで分からないから観ていてドキがムネムネする訳であって

オチに関しては秘匿するしか術は無く

そのオチがいかに秀逸かを観る前に人に伝える事は可能かっつうと、

オチが斬新! 

ラスト5分絶対にあなたは騙される!

ラスト1分まで気が抜けない!

観る前からあなたは騙されている!

みたいな事を言えば言うほど私達はあれこれ想像してしまう訳で、

故に今現在の状況で「ユージュアル・サスペクツ」を人に薦める奴は大変な大馬鹿であり

場合によっては本編以外の部分でネタバレするなんてな事もあり得る訳で

ここから先は私の愚痴だけども、

バタフライ・エフェクト」を良い! とか言う馬鹿は、完全にステレオタイプな人間と自覺し

人生の失敗=売春宿でシャブ中

人生の成功=イケイケのキャリアウーマン

みたいな勝ち組負け組みたいな価値観に縛られ生涯アイドルを器用した恋愛映画を観て

勝手に幸せな人生を送りやがれと思うのだけども、

いつの間にか個人的には糞の部類に入る「バタフライ・エフェクト」が名作みたいな顔をしてるっつうのも

これ偏にプロモーションの成果で、

馬鹿が馬鹿に口コミで広げていった結果、それを真に受けた馬鹿がさらに馬鹿に口コんでいく訳で

そう考えるとかなりの成功の部類に入るのだなあ 羨ましいなあ と思い、

売るのは私の仕事では無い と開き直り、

ひたすら良い作品を作る棟方志功の様な近眼でありたいと思ったのでした。