ロックミュージシャン長生き問題

人間長い事生きていると段々に世の中の仕組みが分かってくるもので

ああ ロックミュージシャンつうのは早く死ななきゃ駄目なのだなあ

なんてな事を、駄作を繰り返し発表するばかりの死に損ない達を見て思うのだけども

しかして逆に長生きする事そもそれ自体が価値を放つなんてな事もある訳で十人十色だ

また、一神教的世界においても私の知る限りで

プロレスの神様カール・ゴッチ、サッカーの神様ペレ、ギターの神様寺内タケシ

ロックの神様ボブ・ディラントイレの神様植村花菜

この世には神様が多い。


そんな事を考えている日々、

民謡とファンクとロックを融合した世界初の音楽うんぬんみたいな謳い文句で

最近耳を大いに汚染されてあって、というのもツタヤの有線放送なのだけども

民謡とロックとファンクの融合と聞いて

ソウル・フラワー・ユニオンの名前がまず浮かんだ人は全国に100万人はいるだろうし

こういう言ったもん勝ちみたいな事に対して

セッションであんなに熱くなった菊地成孔先生や、他大御所先生方が華麗にスルーするのは目に見えてるのだけども

ツタヤの全く信憑性の無いコメントポップに音楽評論家の方々が

総ツッコミするなんてな雑誌の企画があったら是非購入したいと思うのだけども

そういうのは大人の事情で出来ないのだろうなと

諸行無常

最近の私の遊びは、

ブラジル1000 というボサノヴァアルバムが新譜で1000円で買えるという夢の様な企画において

帯の裏の文章を吟味するだけで名盤を掘り当てるというもので、

将太の寿司における目利き合戦的な感じがあって楽しい。

ボサノヴァのCDだけが増えていく