2016-01-01から1年間の記事一覧

ニルヴァーナをもう1度

チャットモンチーは女ロックというジャンルに風穴を開けたかシシャモというバンドを見る限り開いたようだ。というのも、女ロッカーという言葉を聞いてイメージされるものはそれは正しくジャニス・ジョプリン的であるという事だった90年代、杏里が正しく女…

良い音楽、悪い音楽

去年あたりから菊地成孔信者としての活動をしてきたのだけれども菊地成孔・大谷能生の「アフロディズニー」まで読み、また日々様々と思考し思った。良い音楽とは何か という事の答えは、自分は何を良いと思うか を突き詰めていった果てにしかない。音楽家も…

シンゴジラ評

シンゴジラを観るのも初めてなら、アイマックスで鑑賞するのも初めてでありそれらが相互に干渉しあい、最終的にはアイマックスすげえという印象が強く残ったもののさて、世間では「シンゴジラ」はどういった評価のなされ方をしているのかしらとヤホーレビュ…

宇多田ヒカルが中島みゆきになっていく可能性

ここ最近の音楽体験で一番の驚きは何と言っても宇多田ヒカル「花束を君に」である。NHKの朝ドラを何とはなしに観ていたところの主題歌であって、へー 宇多田さんこんな仕事もするんだなあと思っていたところのドラムサウンドで自分の耳を疑った。2016…

何故グースハウスが嫌いなのか

グースハウスが大嫌いなのは何故だろうと考えていたところメイJ、JUJU、2000年代のパンクバンド、歌い手全部大嫌いだという事に何かしらの因果がある様な気がしてきてそれは私がマイルスデイヴィスの音楽に惹かれるという事と同義だということに気…

ブルーノマーズにおける中性的という言葉の刷新性

フリップフラップ以降、中性的と表現される際は妖精的というか単純に性差を超越するベクトルだけでは無いニュアンスが含まれるようになってあって本来であれば北斗晶もジャガー横田も中性的と表現されて良いはずなのだけども言うに及ばずなのか知らんがあま…

インドのダンス

「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」という映画を観て思ったのは、優香がちゃんとヤンキーの姉ちゃんに見えて良かった事とチェーンソウで木を切るときの目線が変だなあという事と人間、さよならという時に大きく手を振るとインドのダンスの様…

センスとは何か

ライブに出るバンドメンは、必ずSEの選択を迫られる。SEとはバンドとバンドが出演する合間に流れる楽曲のことで、私達はこんな音楽が好きですねんもしくは単純に上がる曲を事前にかけて、お客様の気分を高揚させる装置としてそこで選ばれる音楽はある意…

私からみたモードジャズ

初めてやったジャムセッションは1コード1発のファンクだった私にとって、モードでアドリブをする事はむしろ当たり前の話で、むしろコーダルにアプローチするやり方が分からないというかそもそもコードがグングンに変わっていく曲をジャムろうなんてな事す…

音信不通のその音

久しぶりにブログの更新に相成ったのは、単純に本日インターネッツが開通した為で、テレビもねえ、ラジオもねえ、インターネッツもねえ、友達もいねえとなると私に入ってくる情報というのは、私が能動的に求めた結果によるものになってこの何か月かの間菊池…