個性的になりたい人、個性が主張する人

個性個性と言われる時代に、流行があって

いまだにファッション誌は売られ、小売店は薄利多売に勤しむ。

果たして個性とはそんなに良いものかね とは誰の言葉だったか忘れたものの、

私の歌に関しても個性が足りないなあ と思うのは、

私が日本人で個性的な歌だなあと思う人っつうのが

吉川晃司、中島みゆき忌野清志郎のお三方であり

しかしながら真似が出来ないから個性とは言うものの、

真似したくねーよ そもそもという感じもあって、

昨日は天気が良かったので仕事に向かう際、

スカパラミッシェル・ガン・エレファントの人が歌っているものを聴いていると

ミッシェル・ガン・エレファントというのは、非常にシックな出で立ちで

ソリッドなロックでっせ、パブロックでっせ、俺達は本物でっせと言ってあったのに

ボーカルの声がどうしても西城秀樹にしか聴こえなくて、

しかしながら、ミッシェル・ガン・エレファント西城秀樹の影響下で論じたものは

当時ロッキンオンジャパンにも掲載されておらず

これは個性も数を集めると他の個性と共鳴して新たな文脈を生むという事であって

個性というのは何たる恐ろしきものか と喉を鳴らしてにゃーと言った。


これは他の分野でも当然あって、

ウーマンパワーなどと言って女子の活動分野を広げる人々は

どういう訳か辻元清美に近づいていくように見えるのだけども、

女子が女子としてその活動分野を広げれば良いと端から見るとそう感じるのだけども

ウーマンパワーでは、女子は男子の活動領域を奪う事によってその運動を行うので

女子的なものが排除される傾向にあり、

さらさらのロングヘアーなんかもこれは女子的なものとして排除され

短髪が良いとされる価値観があり、

自民党もコンクリートの匂いがして駄目で

民主党ジャスコ臭いので駄目で

結果 社民党がウーマンパワーっぽくて良いとされているのだけども

これにもどこか様式美を感じさせる何かが感じられてしまう。


歌を引き立てる為のコーラスでありながら、

布袋寅泰のコーラスはしっかりと布袋寅泰を主張する。

私もそうでありたい