インドのダンス

「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」という映画を観て思ったのは、

優香がちゃんとヤンキーの姉ちゃんに見えて良かった事と

チェーンソウで木を切るときの目線が変だなあという事と

人間、さよならという時に大きく手を振るとインドのダンスの様に首が動くのだなという事である。

最後の感動的な別れのシーンで、長澤まさみが手を振るのだけども

どうしてもインドの踊りにしか私には見えなかったのであって、当然感動よりも滑稽が先にきてしまい

たぶん通常の感覚ではスルーするのだろうけども、私にはどうもそれだけが気がかりで

それ以降、手を振っている人を見る度にインドっぽく首が動いていないかチェックしてしまっている。



話は変わって、ビリギャルである。

DVDのパケには「1年で偏差値40上げて大学合格した実話」みたいな事が書いてあって

ネタバレも甚だしいし、その話何回目だよ

ドラゴン桜とか二宮金次郎とか松下幸之助とかそういう話はもう聞き飽きたわ

というのは私だけでは無いと思うのだけども

努力すれば何とかなるみたいな事を言いたいのだろうけども、

むしろ滅茶苦茶頭の良い子が環境の所為で実力を発揮出来ていなかっただけの話なのではないか

という身も蓋もない事を言うのは大人げないとは思うのだけども

観てないけども粗筋だけでもう私の中でビリギャルは観た事になってあって

そういうのは観ない事にしてある。


そんな訳で最近面白いドラマを発見した。

真面目なサラリーマンが罠に嵌められて、それのリベンジをするという話なのだけども

まんまアクション映画の筋書きなのに燃えるのは、それが日本的な陰湿さを余すところ無く伝えてあるからで

特に親父達みんなの顔が素晴らしくて、2話目以降が楽しみだ。

ちなみに半沢直樹っていうタイトルです。

オススメです。