胃下垂と屁こき虫の不幸なレシピ
こんな事を大々的に書くのもあれだが、小さな声で告白すると
私は人より屁の回数が多いかもしれない。
というと、すぐ人は寄ってたかって石を投げてくるが
弟もその傾向が見て取れるので、これは血の宿命なのかもしれない。
胃が食べ物をあれするときにあれして、腸に至ってあれがあーなって
結果ガスの溜まりやすい人間なのかもしれないのであるが
ここに更に胃下垂という難病が加わるとどうなるか。
胃下垂は太らない
故に女子高生からひいては女子大生に至るまで垂涎の的であるのだけれども
胃下垂の諸症状としては、
食後に下痢。寝起きに下痢。
忘れた頃に下痢。覚えていても下痢と、年中下痢下痢で
屁の回数×ｎとした場合に、
定数に下痢を代入した場合、稀に良く事故が起きる。
これがきっと便秘の人であれば、
屁×∞であってもほとんど事故は無いのであろうが
常時下痢の人の定めかな
事故はあるのである。
これを胃下垂と屁こき虫の悲しいケミストリーと人は笑うかもしれないが
それが原因で私は今から、
昨日履いていたパンツ、ヒートテックのズボン下、クッションを
この一面銀世界になったこの寒空の下
洗濯し、干す。
世間はもう、冬である。
