雪降る夜に天ぷらを食べる事
ご飯を残す度に、アフリカでは満足にご飯を食べれない子供たちがたくさんいる
なんてな話を聞かされてきたものの分かった事と言えば、
他人の痛みを感じる事は出来ないという事で、
それでも映画なんかを見ては、人は人の痛みを知る努力なんかして
多くの良心でもって世界は回る。
雪の降る夜、車が立ち往生して
こんな時、首相は天ぷらでも食ってるんだろうなあ
と思う事はあるだろう。
と考えてみると、
アフリカサンキューの気持ちも芽生えてくる。
一国の首相が天ぷらを食うのを批判されるっつうのは、
アフリカ目線で見るとどうなるのかというと、
おい日本人、お前らそれサバンナでも同じ事言えんの?
という事であって、
アメリカは日本にイルカ食うな と言うし、
庶民は首相に天ぷら食うな と言うし、
町田康は庶民にメシ喰うな! と言う。
一体私達は何を食ったらいいのだろうか。
先程、ためしてガッテンを見ていたところ
一番驚いたのは、紅白幕の前で習字をしている少女達を見て、
何故だかソフトオンデマンドの企画物の匂いを敏感に感じ取った自分にであって、
人は旨いものを食ったらそれを忘れないのだなあ
と考え、そういや人を一度食べた熊もその後人を襲うようになるなんてな話もあって
困った世の中だなあ
と思っている。