ズボン下、すててこ、ももひき、ロングスパッツ

最近、珈琲をメタルドリップからペーパードリップに変え

ペーパフィルターが尽きたのでドンキに買いに行った。

珈琲用フィルターだからして、そんなもん珈琲の近くにあるに決まってあるがな

つって、珈琲がある所にいったら案の定あって良かったと思ったのだけども

置いてあったのは、底が平たく台形の様になってある奴。

私が欲していたのは、三角の奴であって

珈琲の近辺を念入りに探したのだけども、残念ながら三角の奴は無くて

それならと、コーヒーメーカーの近くを探したのだけど

あるのは、ポット、空気清浄機、ティファール、アイロン、包丁で

全然コーヒーメーカーが無い。

しょうがねえつって、わたしはわたしたちはフロアを上昇

ドライヤー、洗剤、カー用品があるフロアをぐるぐる周るも

コーヒーメーカーは見当たらず、しょうがねえつってフロアを下降。

降りた所で目に飛び込んできたのが、

ズボン下、ももひき、すててこ、ロングスパッツなのである。

私は前の冬までは、ズボン下を2着?2足?持っていたのだけども

冬の私の代替皮膚と化したそれの初めに入手した方は、

おケツが真っ二つに避けてしまい、

それでも私は、ケツが避けた程度の事。大事無いと言って

ケツを真っ二つに割りながら履いていたのだけども、

問題はそれを洗濯して干す際で、

ケツから真っ二つに破けたそれは、干してみると

どこからどう見てもただの布であり、

たぶんそれで居た堪れなくなった彼女がそれを捨てたのだろうけども、

そうして今年の冬はズボン下1枚でこの寒さと戦ってきたのである。

といって、私が取った作戦は消極的とも言える作戦で

ただ単純にそれを毎日履くというだけのものであった。

前回洗濯したのはいつだったのか、最早それも思い出せないのであるが

まあ私も腐ってもジーンズマニア。

ジーンズは、ただの青い布になるまで履き潰すもの

そういった教えもあって、まあ洗わなくても大事無いと言ってきたのであるが、

流石にそろそろ洗いたい。

なんせ今はまだ1月であって、このままいくと私は後2ヶ月は余裕で履き続けそうなのであり

それは衛生的にではなく、社会的にまずい感じがするので

最近は、頭の片隅にズボン下を置いて生活していたのである。

そしてついに時が来たのである。

私は、めったな事では外出しない。

外に出るのは、煙草を切らした時か珈琲を切らした時か本を切らした時くらいであり

ズボン下を切らした位では外出しない。

今回は、ペーパーフィルターを切らしたついでであり

しかもここは、激安の殿堂。

ペーパーフィルターとズボン下が同じ場所で買えるという奇跡の殿堂である。

私はようよう吟味して、新しいズボン下を買った。

テンションが上がる。

風呂上がりに新しいズボン下を履くぞ

そして今それに足を通し、その絶妙なフィット感に歓喜

こうしてブログを更新している。

ちなみに、三角のペーパーフィルターはやはり、なかなか探しだせなかったコーヒーメーカーの所にあった。

さすが殿堂。

私は買い物袋に、ズボン下とペーパーフィルターを入れて家路についた。

フィット感が凄すぎて、まるで江頭のようだ。

江頭6:45の誕生である。