映画三昧

よく私は女子が観そうな映画、

キャメロン・ディアス的な女優が出演するコメディタッチの恋愛映画をまんまと観ている女子を馬鹿にするのであるがしかし、

年末年始にかけて私が鑑賞した映画は、

オブリビオン」「アウトロー」「宇宙人ポール」「ダイハード・ラストデイ」
アフター・アース

であって、

これは完全に親父が観そうな映画だなあと愕然としている。


映画や小説は人を成長させる

なんてな陳腐な事は私は思わないが、しかしそういったものが考える材料になるというのは往々にしてあって、

それを単純に成長とするのが短絡だと感じるだけであり、

つまりは、成長という言葉に対する懐疑がある。

これがドラゴンクエスト的な世界であれば、


勇者は「地獄の黙示録」を観た。

かしこさが1上がった。


となって確実に成長したと言えるのであるが、

といっても、

勇者のかしこさが1上がっても、それがゲーム中何かの役に立つ事は無いので

ある意味では、理に適っているともいえる。


つっても、私の中には知識に対する羨望があるので

地獄の黙示録」を観た私と

地獄の黙示録」を観ていない私を並べられた時、

私はより観た私を優れていると感じるのであり、

人生においても、死んだステータスと言える

かしこさ を積み上げる事によって得られる徳というものがあると私はきっと信じている。

実際問題、守備範囲を広く取る事で

他人とのコミュニケーションの術は格段に広がるのは間違いないと言っても、

現在、私には人に自慢出来る程の交友関係は無いのであるが

というか、休みの日に遊ぶ友達が一人いるかどうかという絶望的な状況なのであるが

その人と私を繋いだものは結局のところ

音楽であり、映画であるのであり

それを考えると、

孤独な人の趣味である映画鑑賞、音楽鑑賞といった行為は

人を孤独にさせないとも言えるのであって、

私は、とりあえず気になる映画は片っ端からまた片付けていこうと決意。

今日はとりあえず、

「きっと、うまくいく」という映画を借りて来ようと思う。

たぶんこの映画は面白いはずで、私の5感が久しぶりにビンビン躍動しているので

皆さんも観た方が良いかもしれません。

あけおめ