ただの日記です。

ここ数日コメントが相次いで嬉しい私です。

コメントがあると、ああ本当に読んでる人がいるんだな という驚きと、

こんなにコメントが少ないブログにコメントをするなんてきっと良い人なんだろうな
という勝手な想像をして

星空のポラリスを眺めては八百万の神様達、

今風に言うと、JPG800万にお祈りをしています。


最近では、ビジュアル系に対してそこまで敵意を持っていません。

というのも、

デヴィッド・ボウイ

元祖ビジュアル系と言って良い人な訳ですが

しっかし、良い音楽を作ってしかも化粧まで完璧にするなんて

主婦の鑑だな と思いまして、

ビジュアル系だからといって=耽美系だとか、=ゴシック系と決めつけるのも乱暴だな

むしろ、女子力の高い人達だなと捉える事で

今では尊敬の念さえ抱きつつあるのでございます。


話は変わって新曲についてのコメントで、ベースがブラックな感じという事を言われまして

少々私の昔話をします。(前にも書いたかもしれない)

音楽を始めてオリジナルを作り始めた頃は、

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン的な事をやっていました。

それから、USインディーズとかのギターポップに大分近づいていき

それから、くるりを聴いて

はっぴいえんどそのままなのに、日本語で音楽を作る事が成立するのだなと

そういう風に思い、暫くして漸く私は日本語で曲を書き始めます。

一週間に二曲、歌詞とメロディを書き録音した時期が途中あって

その時期に、ノルマをこなす為に様々なジャンルのアレンジを試しました。

ディスコ、ヒップホップ、アンビエント、ハウス、フォーク、ノイズ、ビッグビートボサノヴァ・・・

自分に出来る事は何か?それを探していた訳ではなく

純粋に自分には何が出来るのかを試していたのですな。

そうしてフィッシュマンズに深くめり込んだ後、

今の私がいます。

ベースという楽器を持つ事から出発した私の音楽人生は、

様々に形を変えてやってきましたが、

最も大切にしている事は、それまでの過去を否定しないで先に進む事です。

例えば、

ギターポップをやった後にレゲエやダブといった音楽をやり始めると

それまでのギターポップをしていた自分を否定したくなりますが

そこで学んだ事をどうにか今に結び付けられないか

そればかり悩んでおりました。

今、音楽を作っている際も同じ様に悩み考えています。

コードがループするのは、フィッシュマンズの影響からですし

出来るだけシンプルで強いフックを持ったメロディを書こうとするのは、ギターポップからの影響で

ルートを出来るだけ外すのはブライアン・ウィルソンの影響で

ファンキーなベースを弾こうと足掻くのは、ベーシスト時代を無駄にしない為です。


このブログを読んで、何か糧になるとは実際思いませんが

食事と同様に読んで頂ける事それ自体が私の糧であって

PVが上がると、「いただきます」という気持ちで

これからも更新していこうと思う私でありました。