機械と人間と(下ネタ含む)

先日のコンピュータ将棋以降、いろいろな事を考えている。

色々なものが機械にとって変わっていっているのは間違いなく、それでも人間なら…と思うのは私が人間だからであろう。


よくエロ動画で

「男優のテクニックに女優が昇天」なんてなタイトルで私を釣ってくる事があるが

実際動画を検証していくと

電動マッサージ機大活躍の巻 という事が大半で、というか今ではほとんどがそういう状況にある。

それでも鷹さんなら… と思って加藤鷹の動画を検証してみると

加藤鷹が電動マッサージ機を使って大暴れをしていたりで、

何だか腑に落ちない気にさせられる。

例えるなら、総合格闘技に剣道家が参戦して竹刀でボッコボコにしているような

そんなモヤモヤがある。

剣道も武道なんだから総合格闘技にいれてやれよ という気持ちもあるにはあるが、

それで竹刀でボコボコにされている場面を見るとなると、

それは剣道家が強いのじゃなくて、竹刀が強いだけじゃないのか という気持ちもあって

結句モヤモヤしたものが辺り一面を支配する。


先日の電王戦以降コンピューター将棋に興味が惹かれて色々な動画を見たところ、

棋士の方々が対戦を引き受けた事、それ自体が勇気ある行動なんだなあと改めて思い知った。

私自身、小学校低学年の頃は将棋を指しまくった人間で

近くに道場とかがあったのならきっと通っていた口だと思うのだけど、

当時の将棋ソフトはあくまで将棋のゲームであって、強い人と戦うのとは別物という感じだった。

10年前くらいにプレイステーション

加藤一二三九段 将棋倶楽部」を買って遊んだ時も、

すごい久しぶりの将棋であったにも関わらず、真剣に私が頑張れば5割以上で勝てるようになる感じで

絶対に勝てないと思える程ではなかった。


それが6,7年前程ウィンドウズのフリーソフトで出た「ボナンザ」は

私程度の棋力では到底勝てないレベルになっていて、最早気軽にゲームをしようという対し方で望むのは無理で

ゲーム様にお相手して頂く立場になっていたのは驚きだった。

それでも、プロ棋士ならやってくれるはずだ と心のどこかで思っていたが

去年のコンピューター将棋世界選手権を見て愕然とした。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18032976

動画見るの面倒くせえ ニコニコとかうぜえよ アカウント持ってねえよ

という人に簡単に説明すると、短い対局時間の中でプロも唸る手の刺し合いをしていて

それを瞬時に理解する解説の先生も凄いけど、これはコンピューターを相手にするのは楽勝じゃないなというのは

プロ棋士の人も当然理解している訳で

そんな中開催された電王戦に望むその棋士の心境は、大変なプレッシャーだったろう事は想像に難くない。

そしてだからこそ、今この時期の人類対コンピュータの頭脳合戦が面白くない訳がなく

土曜日の対戦が待ち遠しい。


そんな私から将棋に興味無い人へと送る動画


高齢化社会に警鐘が鳴らされる昨今、確かに高齢化社会は危険だなと認識させられる素敵な動画です。