Champagne パクリ事件について

先週金曜Mステにて放送されたシャンペン?だかシャンパーニュだかよう知らんバンドが

パクリ事件を起こしていて面白い事になっている。

2chのまとめサイト

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/michaelsan/51778383


ちょっと前で言うとオレンジレンジのシャンプーぱくり事件とか、もう言ってやるなよの

安倍なつみYUKIぱくり事件を思い出すが

オマージュ、パロディ、盗作の線引は主観による なんてな曖昧な雰囲気があって

じゃそういった問題を全部訴訟で解決したらいいか となるとそれも難しく

結局、作者の良心に大部分委ねられている。


私の中では、

5線符によって表現出来るものに関して意図的に似せる事

これを盗作だと認識している。

簡単に言うと、

メロディーをパクるのはアウト

アレンジをパクるのはセーフ

そんな認識である。


人のメロディーをパクるというのは、私の中では

学生が書いた論文を教授が盗作した とかそういうレベルの話で

あくまでコード進行とメロディーの関係は学術的なものであると認識しているからであって

シャンペーンの人達は大分私と認識が違う。

シャンペーンの言い分をコピペすると

Rock'in onインタビューより

「僕らは良いものは全て取り入れていく。例えば海外アーティストのいいメロディがあれば、僕らが吸収してシャンパーニュという良化色素を組み合わせて、まったく別の格段に向上したものを吐き出せる。メロディラインが全部排出された世の中で、素晴らしい曲を作るには、一度素晴らしい評価を得たもののエッセンスを取り入れるのが最短で最も最良のやり方だと思うんです。」

1月号より

だそうで、盗人猛々しいというかなんというか物凄い言い分だなと思われます。

これをそのまま掲載するロッキンオンも大概ですが、

私の反論としては、

>メロディラインが全部排出された世の中で

全部排出されたという根拠が無いのに言い切るのは才能が無いと自白しているだけ

>素晴らしい評価を得たもの

素晴らしいという評価の根拠は、誰も思いつかなかったとか新しいからというのが根源的な理由であるのにそれをパクっても意味が無い

>最短で最も最良なやり方

人が死ぬほど苦労して作ったものに対して、クリエーターとしてのプライドは無いのかという疑問。

>まったく別の格段に向上したもの

ギターポップバンドの曲をパクって、ギターポップをやる事のどこに別の格段に向上したものがあるのかな?という単純な疑問。


単純にすげえ時代になったもんだなあ という感慨もあれば、そら音楽は駄目になったと言われるってな話で

これバンドも問題だけど、デビューさせてるレコード会社も相当問題ですなあという印象。


PS、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」はなかなかの良い曲だと思うわ 声質のコントロールもハマってるし、きゃりーさん自体もなかなかの実力なんじゃなかろうか