選挙とは政治家の就活である 真面目な政治について思う事

鞍替え出馬の批判だ TPPの是非だと色々騒がしい政治の季節の到来です。

数年前、投票には行かなかったものの私は

一回民主党にやらせたらええんや と思っていました。

まさかここまで酷いとは思いませんでしたが、長い目で見たら良かったかもしれません。

良かった事は、

1,政治に関心が向けられるようになった

2,選挙で日本は変わるという事が分かった

3,重要なのはマニフェストでは無く実現性

こういった所でしょうか。

それまでは選挙があっても、どうせ自民党が勝つんだろうという閉塞感や諦めが強くあって

市民はそこまで選挙に対しての関心が無かったのは、投票率を見れば分かります。

民主党が素晴らしかったのは、

その市民に対して強くアピールするマニフェストを掲げられた点であり、

それは絶対に間違いではありません。

それを実現出来なかった点こそ糾弾されるべきであり、

出来ない政策を出すな という事に対しての解答は、来る次の選挙で民主党員や元民主党員を当選させないという事でしか表明出来ません。

政治家の実力というものは、政策実現力に尽きるのだと言って良いでしょう。


それから、鞍替え出馬が批判されていますが

個人的には批判に当たらないと思います。

何故なら政治家とは、市民の代弁者であって理念なんてものは糞くらえだからであって

代弁者であるのに理念があるというのもおかしな話ではないでしょうか。

つまり、公約を掲げそれを実現するまでが彼らの仕事であって

ある理念というものは、市民からの蓄積された意見の集約されたものであるべきで

選挙を多数決で行うというのは、多くの市民の意見を政治で実現させるよという訳で

世の中の多くの市民が増税するな と言うのであれば、

増税しないよ と言った人が当選するのはこれ当たり前の話であって、

そしてそれを実現するのが政治家の役目であり、

与党になっていながら、マニフェストを実現出来なかった というのは、

仕事をしませんでした という事であり、

本来なら税金から払われた給料は全て没収の上で、次の選挙に出る事も禁止にするのが筋な話です。

しかしその罰則に当たる法律が無い現状、彼らを無能と判断し落選させる事でしか

私達は政治家の仕事を評価する事は出来ません。


現在、政策的に一番マシに思えるのは共産党です。

以前橋下徹氏のディベート能力の高さを賞賛する記事を書きましたが、

政治家としては急転直下の有様です。

ちなみに、TPP不参加を表明する政党は

共産・社民・国民の生活が第一・反原発などです。

今ニュースで見たところ、これらの第三極は手を組む可能性があるようですね。

TPP参加で日本は本格的に終わるとおもいますが、はてさてどうなる事やら。