クラリネット

僕の大好きなクラリネットは、パッキャマラドという変テコな音がする。

と思っていたのは昨日までの私。

今日の私は一味違う。

最終的にこのクラリネットは、ド〜シまで音が出なくなるという事が鮮明に思い出された。

1番の歌詞では、壊れて出ない音がある とだけ言っていて

2番ではドとレとミが出ないと言っている。

1番でも2番でも、音が出ないのを受けて

パッキャマラドしている事から、

これは楽器を叩いている音なんじゃないかと推察する。

つまりこうだ。


よく映りの悪いテレビをおばあちゃんがバンバン叩くと何故か直るというあれと一緒で

この少年は壊れて出ない音を叩いて直そうとして、そしてその時の打撃音がパッキャマラドなのではないか?という事で

そうと仮定すると実に辻褄が合う。


何らかの音が出なくなった
     ↓
  パッキャマラド
     ↓
ドとレとミの音が出なくなった
     ↓
  パッキャマラド
     ↓
ドからシの音が出なくなった
     ↓
  パッキャマラド


こうしてみると、叩いたからどんどん壊れていったんじゃないか?

少年よ、音が出ないのは君のそのパッキャマラドが原因じゃないか?

私はそう確信した。

つまりこの歌は諸行無常の儚さや悲しさを歌ったものではなく、

良かれと思ってした事が逆効果になっていくという悲喜劇を歌ったものなのではないか?

そう思った私はこれはイギリスの童謡だろうなと確信した。

主人公は幼い頃のミスター・ビーン、その人に間違いないはずで

この歌はイギリス的なブラック・ユーモアを表現した歌なのだそう思った。

検索してみたところ



フランス童謡でした。

なるほど