ぼくの好きなスポーツ刈り

今週のお題「好きなスポーツ」

無職だからというか、昼夜逆転生活だからというべきか

毎日オリンピックを観ている。

観ていて気付いた事は、スポーツは大きく分けて2種類あるという事だ。

一つは、体操や水泳、陸上競技等のある基準があってそれに向けて個人個人の記録を競うというもので

もう一つは、卓球やフェンシング等の個人と個人がその力量を直接比べるものだ。

そして今気付いたが、

サッカーやバスケットの様に団体で力量を直接比べるものもある。

ので、大きく分けて3種類あると言っていい。

どれもがそれぞれの魅力あるものだと思うが、

私がこの夏一番静かに観ているのが

個人と個人のぶつかり合いである。

卓球もフェンシングも柔道も、他の競技よりも人間が見えて面白い。

特にフェンシングは、ダフト・パンク的な近未来映像が美しいと思う。


個人対個人の面白いところは、

芸術ではほとんど味わえない興奮があるところで

自分の全力を受け止めてくれる相手がいるというのは、どんな気分だろうと思う。

これは芸術でいうなら、自分と同じレベルの評論家や芸術家が同時代にいるという事で

対峙したその二人だけの世界がそこにはあるはずである。

それがとても眩しい。

卓球の場合だと、自分のミスが相手の得点になる事も多く

相手の期待に答えられないもどかしさもあるだろう。

そして、大の大人がこれ程までに真剣になれる事があるなんて

なんて彼らは楽しそうなんだろうと嫉妬してしまう。


最後に、一応どうでも良いですが私の好きなスポーツ刈りを貼って終わりにします


ちなみにトニー・レオンです。