バス事故

※ この記事は非常にショッキングな内容を含みます。心配性の人は読まない方が吉

先日わたくし東京に行った訳ですよ。高速バスで。ツアー会社の。

ほんでね、ちょっと前にバス真っ二つの事故があったしね

若干ね緊張しておりましたよ。

あぁ わたしはもう死ぬんだ つってね。

で、朝 9時00分のバスで

5時に目が覚めちゃって、もう寝れない訳。

遅刻したらアウトだしね、今日が最後の目覚めかもしれんしね。

まあ 有意義に一日使おうぜって。

でまあ、どの席になんのかなあ とか

隣に人いなきゃいいなあ なんてな事を考えて、

いざ 搭乗ですよ。

席ね

もう先頭な訳です。 一番前。 超見える。外超見える。一番前の左側。

小学校の遠足で言うと、先生の席ですわ。

もうね 思ったね。 あぁ 死ぬんだって。

一番先に 僕 死ぬんだって。

事故のニュースね、

何回も見た訳ですよ。

ほんだら、あれ


ね、まず私が死んで

その後はまあ 流れでお願いします って感じですよ。

んでんで、

運転手見える席だしね、今日のこいつは大丈夫だろうか?

昨日寝たのかい? ちゃんと眠れたかい?って

やっぱり気になってしまう訳ですよ。

これが母の気持ちか なんつってね。

でまあ、事故あった後だしね

運転手もそりゃね、そりゃあ 細心の注意を払って運転するだろうよって

自己暗示かけるんだけどね

免許も持ってるし、慣れた道だろうし、本人も死にたくないだろうしね。

でもさ




昨日、友達の結婚式だったら どうする?





こう考えた時には、もう終わったと思った。

だって、


友達の結婚式だからね。

一次会行った後は、そのまま2次会でしょ。

んでわざわざ休み取ってまで来てるわけでさ

3次会 無い訳ないですよ。

あの

あのあいつが結婚したんだからさ。

そりゃもう、朝までコースですよ。


朝5時まで騒いで、そっから帰宅ですわ。

6時に家着いて、寝たら寝坊だつって

ぼーっと7時半まで適当にして

気づいたらもこみちが料理してて、やばい時間だ つってシャワー浴びて。。


こりゃ 運転手寝てねえなと。

確信したね。

いや、ぱっと見には分からんよ。

そりゃ向こうもプロさ。 眠い顔してたらお客さん不安になるもの。

気を張ってますよ

でもね、睡魔は突然やってきますから。


ってね、こういう風に考え出したらもうダメですね。

自分だったら、

結婚式当日は休み取れた

次の日は仕事だ ってなってもね

そりゃあ 祝いますよ。 全身全霊でセレブレーションしますよ。

昔の友達も一杯いるし、知らない女子もいる ってなったらね

そりゃ 自然と朝までコースですよ。

そうなってくると、

もう誰も信じられない。

幸い バスは無事着いた。着きましたよ。

でもでも、 実は滅茶苦茶ギリギリ着いたのかも知れん。

睡魔とガチンコのセメントの勝負して、

延長まで行って、ギリギリ判定で勝ったのかも知れん。

今回はたまたま、場所が日本だったから 地元有利だっただけで

次は分からん。

東京着いた、電車乗った つってもね

この車掌

昨日 友達の結婚式だったんじゃねえか?って

そう考えるとね

床屋行く、髭剃ってもらう

このおっさん 昨日友達の結婚式だったんじゃねえか?ってね

もうね

日本怖い。てか外怖い。

ほんとね

どこ行っても思うようになったね

こいつ

昨日 友達の結婚式だったんじゃねえか? って。