アメリカンジョーク

アメリカンジョークと言えばアメリカのジョークですし、

ゲルマン魂と言えばドイツ人の魂です。

しかし、レストランのイタリアントマトに私はイタリアを感じません。

また、サイゼリアやガストという横文字に私は騙されません。

横文字にしておけばかっこ良いでしょ?的な感じに私は怒っています。

そういうお前のバンドは GIRL というのは何の冗談ですか?と、

心ない人は言うかも知れません。

そういう人に言ってやりたい

うっせーばかと。

そんな私ですが、近くの美容室の名前が最近気になっています。

ビューティーサロン チバ

という名前を持つそこは何だかビューティーになれそうもない気がしますが否。

今風なビューティーという概念に囚われなければ、やっぱりそこは

美の殿堂と言って良いのではないだろうか?

そんな風に思うのです。

例えば、ええ感じに前髪にメッシュを入れたり、

ええ感じの紫を調度良い塩梅で入れられるとか

私の世代ではいまいちビューティーでは無いでしょうが

おばはんにとってもきっと、ええ感じという尺度はあるはずであって

素人が盆栽を見ても、甲乙つけるのが難しいように

そこのサロンに関しても、店構え門構えを見ただけでは判断出来ないのではないか?

とそう思うのです。

そして若干古びた店の感じからして、そこにはきっと歴史があって

大勢のおばはんにパーマを当ててきたでしょうし、

そしてまたおばはんの息子にはスポーツ狩りをしてきたと思います。

私もそんな感じで実家の近くの床屋に良く行ってました。

床屋のおっさんは髪を切り終わり小さな箒みたいなので首の周りをぱさぱさした後

必ず私のちんこをもみもみしました。

今考えると、物凄い状況ですが

それは私の心に潤いを与えたような気がします。

田舎のそういった雑なコミュニケーションは、

コミュニティーに属している証拠でもあるんですね。

そんな事を考えていると、ビューティーサロンチバ

ええじゃないかと。

イタリアントマトよりよっぽどええじゃないかと

そう思った次第です。

そして、そういった言葉はいくつもあります。

ジブラルタル海峡、エメラルドグリーン、ブラジリアン柔術ペデストリアンデッキユーラシア大陸と枚挙に暇が無いのです。

その全てに関して私は疑問を持ち続けたい。

そう思った孤独な日曜日なのでした。