羊たちの親睦

私は極悪なカザフスタン人を見た事が無いし、

真に性根が腐ったアフガニスタン人も見た事が無い。

全てはメディアの情報操作であって、私は唯一真実を知る者である。


みたいな事を書くと、さもカザフスタン人やアフガニスタン人に悪い人がいないかの様な印象であるのだけども

私はそもそもカザフスタン人もアフガニスタン人も実地に見た事が無いのであって

嘘は言わずともこの様に言葉はある意図を持って使われる事で

他人の印象を操作する事が可能であるねん。


先日モリッシー好きのおじさんが私に、

Aさんが「何故ビートルズを聞かなければならないのか分からない」と言っていたと言っていて

「それは価値観の押し付けである。」みたいな事で、私は憔悴した。

聞かなくていいのになあ と思った。

私がビートルズを聴け と言う対象は、

音楽を作ってる人、音楽好きを公言しちゃってる人、オアシス好きを公言しちゃってる人だけであって

その他の人がわざわざ聴かなくても良いっつうのは、これ本当で

実際、私もミスチルが好きなんですとかバンプのファンですなんて言う人とは、

あ、そう ほんじゃ つって、席を立ってきたのに

そういう風に思われるのは心外だなあ 荒むなあと思った。


この間、

キャロル・キングの「It's Too Late」が

ビートルズの「グラスオニオン」のパクリだった事に気づいて驚いたのだけども

逆に言うと今までそれに気付かなかったキャロル・キングの雰囲気力みたいな凄さもあるなあと

私は思った。


ちょっと前に左側「自分の音楽」から飛んだ先に、私が10年程前に書いた曲が上げられてしまって

アジカン好きの若者に良い曲じゃないすかー と褒められたのだけども、否。

それをやった結果売れなかったので今の私があるのであって

つっても今聴くとやはり、若さが爆発してるなあと思う。

パクリだ なんだと言われるのも心外なので一応断っておくけども、

イントロ=サビ部分のベースは、ランシドをかなり参考にしてあって

Aメロのバッキングはビートルズのルーシーインザスカイ〜

BメロはELOのミスター・ブルー・スカイのコーラス

ギターソロ部分のベースは、中村一義「ピーナッツ」のベースのパロディ

ラストのスキャットはオアシスのイメージ。

以上が引用元です。

歌詞は初代girlのスワン先生との共作で、

音楽の事を歌った曲をやりたい つう事でこうなりました。


私達は元々、音楽が好きな人に聴いて貰いたいなんてな感じで

私自身様々な過去の音楽を引用して作ってあって、

またそれを本当の意味で自由自在に組み合わせる事こそが創作やねん と思ってあったのだけども

悲しいかな 元ネタが分かる人がいねえ っつう訳で、

現在 私は自由です。