おいおい、そんなものを店内で流すんじゃない

恋はミステリー、謎が解けたら恋は終わりを告げるのであって

10年程前、いっぱい恋をする みたいな文句で多数のシチズンを釣ったのは良いものの

いやあ やっぱ質だよ質 なんてな反動で今世の中は不況にある。

知らないからこそ楽しめる っつうのは、本質で

カードの数字が見えた状態で神経衰弱をしたところで、神経は衰弱しないのであり

だからこそ、今の若者向けの音楽は若者を単純に騙して惣菜を買う金を稼ぐっつうのも

実に理に適っている。がしかし、不思議なのは

おかわりの精神の欠如があるのかなあ という事で、

音楽の旅の目的は結局のところ、

音楽ラックの前で悩む時間を増やすだけの事なのかも知れねえな

というのも、今聴きたい音楽 今一番自分にフィットする音楽

それをチョイスする事が一番大切な感じがあって、

それを頭の中の検索スペースに、

初夏 ポップ バンド グッドメロディー と入力。

引っ掛かるのは、

XTC スカイラーキング」なのだけども、

あなたへのオススメ を見てみると、

キンクス 「ヴィレッジグリーンプリザペイションソサエティ

XTC 「オレンジズアンドレモンズ」

トッド・ラングレン 「サムシング/エニシング」

こんな感じでよりジャストフィットな音楽をチョイス出来るねん

それが一番大切やねん と思う。


信者になるな 固執するな 視野を広げろ なんてな事の本当の意味は、

マキシマムザホルモンを聴く事自体、別にどうでも良い事なのだけども、

じゃあ失恋した時もあなたはマキシマムザホルモンを聴くのかっつうと、

あなたはきっと、いとしのエリーだとか西野カナが入った

究極の失恋ソング オムニバス みたいなものを聴くのであって、

それがとてもださい。


社員がいない時に店で適当にCDを流すのは、全国のCD屋で働く人のあるある行為なのだけども

そういう時に、聴いた事が無いから という理由で

バディ・ホリー ベスト を流すっつうのは、良くない。

好きだから という理由で、マキシマムザホルモン流していいっすか とか言うんじゃない。

これかけましょうよ と般若を持ってくるんじゃない。


ほら、言わんこっちゃない

バディ・ホリーなんか流すから、店内がゆるい古着屋みたいになってるじゃないか。

だめだだめだ 君たちは全然だめだ。

そんな時に、ちゃんとタヒチ80を流せる人にならなければいけない。

店内BGMを個人の趣味に使うんじゃない!と私は怒った。


昨日は、

ダフト・パンクの新譜がレンタル開始したっつうのでダフト・パンクと、

うわっ このCDうちの店にもあるんか!と驚いた

フュージョンコーナーで見つけたロイ・ハーグローブのRHファクトリー。

この2枚オンザターンテーブル。

私は気分良く、ノリノリで仕事をした。