乙女心と

乙女心と秋の空 だったか、

山の天気は変わりやすい だったか、よく分からんが昔の人はよく言ったものだ。

かくいう我が家におる女子も、というと語弊があるので正しく書くと

私が居候させて頂いておる世帯主の女子も、

よく泣き、よく怒り、よく踊りと忙しく

泣いたとき、怒ったときは私も気を引き締め

定期メンテナンスをしっかりせんとあかんよな と思い、

心をエンジニアにしてケアする様に努めている。


手紙なぞで、お変わりありませんか?なんてな文章があるが

最近私の身の回りで変わった事が一つある。

彼女のアイフォーンの目覚ましの音楽である。

そして今思い起こすと、どうやら

前回の涙が落ちた時くらいから音楽が変わった様な気がする。

私はダメだ ダメな奴だ

と、碇シンジの様な事を言って落ち込んでいたので

私は

落ち込んだっていいんだよ 人間だもの と、

みつを的な事を言ってメンテナンスをしたところ、

僕はここにいていいんだ と元気を取り戻して、

これからは前向きに生きる みたいな事でまとまったのはいいが、

朝から陽気なメキシカンミュージックみたいな音楽が

一向に鳴り止まないのは、なんでなんだぜ

と全く目を覚まさない彼女を見て、私

アミーゴ。