ホワイトハウス・ダウン鑑賞

想像を絶する展開であった。

まだそれやるか?と言いたくなる事は誰しもあると思う。

矢部美穂限界ヌードに挑戦

松方弘樹世界を釣る

謎の御意見番美川憲一 と芸能界には惰性で続く風習が多々あるが、

映画でよくあるシーンというのがあって

まず誰でも思い浮かぶのが、

胸に当たった銃弾が懐中時計に当たってセーフ なんてなシーンだと思うが

正にそれが起こった。

一番最初に思い浮かぶそれが、普通に起こった。

ローランド・エメリッヒと言えば、いまやマイケル・ベイである。

全米が泣いた と言われるところの全米を相手にする監督であり

どれだけのお金を使ったかは、長いエンドロールを見れば一目瞭然。

当然、長い間アイディアを温め複数人の脚本家とそれを練り

大の大人があーだこーだ言ってやっとこ書き上げた脚本。

それを持って資金集めに駆けずり回るのが監督の仕事である。

だのに。

もはや、我々の心の中にしか無いのではないか?と言われた

銃弾が懐中時計に当たってセーフ

これを使った映画はアクション映画には数多あるであろうが、

じゃあ具体的にどの映画がそれかと言われると、うんよく分からない。

その位多用された展開であり、いわゆる定石と呼ばれるようなものであって

問題行動の多い不良を家庭訪問したところ、母子家庭だった

髪を切った理由が失恋

警察の署長が黒幕

こんなもんと同様に、今の時代思考放棄と糾弾される類のものである。

それが起こった。

私はそれを見て

おいおい嘘だろ と思った。

まさかそんな事がこの21世紀に起るとは信じられなかった。

といって、映画が駄作だとは思わない。

しかし、「インディペンデンス・デイ」でもそうだけど

ベタ中のベタみたいなシーンが結構あって、

たぶんこれは全米を馬鹿にしているんだと思う。

それがこの監督の懐の深さみたいなところで、

彼は映画で世界大戦の復讐をしているのかもしれない。

ドイツ人が映画の中でアメリカを滅茶苦茶にしている。

それでも最後にはアメリカ万歳と表面上見せてはいるが、

彼は毎度毎度、どうやってアメリカを滅茶苦茶にしてやろうかと考えているに違いなく

そういう点から観ると、うむ。

ホワイトハウス・ダウン

今回も良い感じでアメリカは滅茶苦茶になっていた。