ポートランドの夏

僕は言葉を繋げたいのだなと思った。

それは左手にバールの様な物を持ち、右手にはネックレス。

勿論、真珠。ははは、パールだねつって

バールとパール、英雄と悪漢って感じでモナ王が美味い。

休日は公園で測量しています。

これまでも、そしてこれからも。 

天気が良い日の太陽は、パルックよりも明るいね などと言っては、

ご婦人と談笑したり、マリファナをやったり

時にはレゲエも良いね とか言いながら、ファブリーズしたり。

夏の女は、アンダースローで石を投げ

冬の女は、毛糸のマフラーをダム。

全く巨大なコンクリートだぜ。

そういうのを、マスコンクリートって言うんだよ

土木科では曲げモーメントと、ヒンジとマスコンクリートを学んだのさ。

今では部屋で野生の薔薇をやっている。

悪くないもんだよ、野生の薔薇も。

風に吹かれ、雨に打たれ、それを屋根と壁が守ってくれるんで

僕のダメージジーンズも大分回復してきた。

そりゃもう酷いもんだったさ。

まるで、アップリケとファビオ・カンナヴァーロの共演って感じだった。

魂の共演さ。

人によっては、赤い天狗と青い天狗を食卓に綺麗に並べておいて

その合間にテスタロッサですたこらさっさってな感じ。

これぞ正しく

五月雨を あつめて早し 最上川

ほんと、僕も歳を取ったよね。

リーバイスはもう無理って感じ。

ボブソンでも履いてろって感じ。

リーバイスの鬼オンスは中々のもんだからね。

出来れば、ボブソン。最悪、パブロン

地獄のサタンも金次第って言うじゃないか

街中で脇見してたら貝柱にぶつかったみたいなもんで、

あれは事故ですよ。アクシデントだね。

でも、ポートランドのホスト・ファミリーはアクセデントと発音していた。

田舎者だからかもね。

夜には決まってエアロスミスのグレイテスト・ヒッツだもんね。

エアバッグとベアハッグの区別も付いてない様子だったし、

トンネルは全部ボーリング工法で掘削されるもんだと思ってた様子からも

土木・建築における知識量とわんぱくさでは僕が一枚上手だった。

それが最後まで響いて、結局は僕が勝った。

次の対戦相手は発芽玄米。

僕達の戦いはこれからだ