仙台とさまぁ〜ずファン

仙台のさまぁ〜ずファンは難儀しております。

火曜日 0時20分 さまぁ〜ず×さまぁ〜ず
 
    0時25分 内村さまぁ〜ず

とこの様に同時間帯にさまぁ〜ずの番組が放送されています。

拙宅には録画機能を持った機械が御座いませんので、泣く泣くさまぁ〜ず×さまぁ〜ずにチャンネルを合わせつつ

チャンネル予約で自動で内村さまぁ〜ずに切り替わるセッティングをしていますが

前者の番組はフリートークであり、枕の部分こそが一番面白かったりするので

後ろ髪を引かれながら内村さまぁ〜ずを見る事になり、

心はモヤモヤさまぁ〜ずといったところです。

地方局ならではの悩みと言えばそれまでですが、

良い点もあって、それは大阪ローカルの番組が放送される事です。

やしきたかじん系番組をはじめ、残念ながら終わってしまったブラっと嫉妬も放送されています。

最近見たお笑い系のTVプログラムの中では抜群に面白かったのが、

ブラっと嫉妬でしたので、これは非常に良い出会いでした。

レンタルも開始されていますし、DVD3枚というボリュームなのでお笑い好きの方は要チェックです。


あと、東京03の新作DVDがとても良かった。

Phoenixというフランスのバンドの「Wolfgang Amadeus」というアルバムも凄く良くて

どちらも中堅と言えるくらいの活動をしているのが共通していて、そこで感じたのは

世に出た瞬間から、作者はある役目を負うのだな という事で、

これは言い換えると期待になったり、存在意義にもなるのでしょうけど

小林賢太郎(ポツネン、ラーメンズ問わず)には感じたマンネリ感が、2つのグループからは感じられなかった。

何故だろうか?と考えたところ

小林賢太郎は、良い意味で期待を裏切る展開を意図して作る事で評価を得た為であり

つまり期待を裏切る事を期待されていると言え、これは観る方が必要以上に構えてしまいがちであり

際限なくハードルが上がった中で、入場券をペイするだけのものを作るという気負いが作者から感じられるというのがあって

構図として

小林賢太郎VS私 という一対一の対決のような感じになっている気がする。


東京03はというと、彼らのコントは日常の一コマを切り取るという感じで

そのどのコントも

してしまう人 というものが核にあると思う。

ミスをしてしまう、意地を張ってしまう、言わずにはいられない

そういった人間の業を丁寧にすくい取っていて、それは我々の日常の延長にある。

なので、鑑賞者は観ている時

東京03という人生にお邪魔している気になるのではないだろうか。

対決という感じではなく、エキストラで一緒に作っている感覚というか

観ている側も、東京03の方に立って観ている様なそんな気分にさせられる。

なのでいつでも気楽に見られるし、何故か飽きない。


Phoenixのアルバムは、何で誰も私に教えてくれなかったのだろうか?という位の傑作で

これは非常に良くキャリアを重ねていると思った。

Phoenixは、1枚目のアルバムで お洒落な音のギターポップという感じだったのが

2枚目で作曲にも捻りが加わり、3枚目でそれが更に深まって

4枚目でついに、自由自在な作曲を獲得したと思う。

今やっている事は、山下達郎と比べても遜色無いもので

音の質感がどこまでも現代的なのが山下達郎との違いだろう。

2枚目以降、デジタルなスティーリー・ダン風という印象だったけれど

コーネリアスが「POINT」でやりたかった事を、もっと巧みにポップスの中でやっている様な印象もあって

音響と作曲が高次元で両立していると思った。


最近受けた刺激について書いてみますた。

皆様も最近のお気に入りとかオススメをコメントに書いても良いんだぜ

と書いてしまうと、どうせいつまでもコメントが0で悲しくなるので

絶対にコメントは書いちゃダメだよ 絶対だよ!