踊るアホ王に見るアホ王

今週のお題「ハロウィン」

まあさすがに分かって踊ってるんだとは思うんです。

うちのドラムがこのように完全肯定する内容を書いていますので
http://d.hatena.ne.jp/afrogirl/20121027/1351354378

私は全否定したいと思います。


まず、バレンタインデーはチョコ会社の陰謀である事を私達は知っていて

クリスマスもケーキ屋さんの陰謀だと我々は知っています。

ではハロウィンは誰の陰謀やねんとなりますが、

これはかぼちゃ屋さんの陰謀であると言えます。

もしくは、カンボジア政府の陰謀であるかも知れません。

というのは全くの噓で、

これはたぶんドン・キホーテとか東急ハンズ辺りの陰謀が発端となったと私は見ます。

で、ハロウィンの場合はそれに複数の小売店が自ずと商機と見て乗っかっていったのだと想像します。

ハロウィンに参加するという事は、小売を儲けさせるという点で他のイベントと同じだと見る事ができます。


しかし、

バレンタインデーやクリスマス等の他の舶来祭りと決定的に違う部分があって

それは屋外での活動をメインにしている所だと思います。

品物を買って、家で消費するのではなく

騒ぐ、燥ぐ、驕る

そういった精神活動でもって街中を跋扈する。

これは、正月のお参りや日本の他の祭りに大分近い活動と言えます。

そこがまず日本人の行動様式に合致していると言えます。


ですが、私が最も目を引いた特徴は若い人のハートをキャッチしつつあるという点です。

ここに私はハロウィンというものの核心を見たような気がしますが

たぶん若い人にとっての、擬似文化祭としての役目をハロウィンは持っているのじゃないかと思う訳です。

我々が高校生の時には、既に文化祭での仮装というのは存在しました。

そこには、普段コスプレを楽しまない人達にも

文化祭だししょうがねえな という言い訳が用意されていました。

仮装というものの楽しさを知った人達は、

ただ単純に言い訳が欲しいのだと思います。

それが今、ハロウィンという大義名分を獲得し

もう社会に出てしまった人達も、文化祭への回帰が出来るぜと躍起になり

コスプレを楽しんでいるのでは無いでしょうか。


なので、今後ハロウィンが盛り上がるとしても

全世代的な盛り上がりでは無く、若い人を中心としてのものに留まると思いますし

日本においてのハロウィンは、仮装を中心とした文化であって

逆ナマハゲ状態という部分でのハロウィンは、

それほど重要視されないのだと思います。


とここまで書いて、これでは分析であって全否定になってないと気づきました。

なので最後にこれだけは言いたい。


私はハロウィンにあまり興味がないよ|д゚)チラッ