アルマゲドン

映画「アルマゲドン」を先ほど拝見致しました。

まず、アルマゲドンという映画の功績として間違いなく讃えて良い部分はといえば

アルマゲドン」という言葉を一般化した事でしょう。

私の記憶ではこの映画が登場する以前は、

ハルマゲドン

アルマゲドン

どちらの表記も見ましたが、これ以降ハルマゲドンとは言わなくなった気がします。


映画を見ていて一番気になった点は、

やけにエアロスミスの曲がかかるなぁ という事でした。

私の記憶では、3曲でしたが、どうしても気になりますね。

準主役級の位置にリブ・タイラーが鎮座しておりますが、

お金の流れと大人の事情が垣間見えて、何だかなあと思ってしまいます。


あと随所で腑に落ちないなあと思ったのは、

時間芸術というものは、時間の流れに縛られるので必ず緊張と緩和が用意される訳で

順調→危機→回避→順調 こうした流れは不可避のものとして存在しますが、

危機のどれもが杜撰な管理体制の元に起こるってのがリアリティが無いような気がしないでもありません。

東電のあの有様を知っている今見ると、

逆にありと言えばありかもしれませんが、ストレスは溜まりますね。

NASAはもっとしっかりしろ

そんな風に感じてしまうのでは、たぶんNASAもスポンサーになっているだろうに逆効果の様な気がしました。


世間的には泣ける映画の代表みたいな顔をした今作ですが、

突っ込みどころも多く、ネタも多いし微妙な評価になる気がしますが

滅茶苦茶泣けたのは事実ですので、まあまあな映画といった所です。