ハゲの沼
ハゲの沼
3日前、ハゲの沼にはまりました。
その時は丁度デフレ経済の事について考えていました。
デフレデフレつって、もうねアホかと思う訳です。
やれ不景気だつって、デフレが悪いデフレが悪いみたいな物言いをして
社会が悪いみたいに持ってくその根性 性根。
デフレ解消するのなんか本当は簡単な訳ですよ。
インフレにしたったらええねんと。
でもインフレ政策は取りたくない。何故か?
それを決定するのはお金を持ってる人たちだからなんですね。
デフレになればなるほど、元々のお金の価値が上がっていく訳ですから
使えば使う程損な訳です。
そら 金持ってる人達が金使わないわなって誰にでも分かる道理でございますな。
そこで三日前です。
私は発見しました。
枕から布団、至る所に散乱した毛を。毛髪を。
その数、ざっと30から40といった所。
私は普段からハゲの沼にははまらぬよう生きて参りました。
それはハゲによるハゲの拡大再生産。
しかし、抜けた毛の多さを見た瞬間
あぁ 来たか・・・ と反射的に思ってしまった訳です。
デフレ・スパイラルというものがあります。
供給過多→需要減少→物価下落→売上低下→賃金減少→需要減少
どうにもならない負の連鎖です。
そして私もその負のスパイラルに今巻き込まれようとしています。
抜け毛の増大→抜け毛の発見→ハゲへの恐怖→ストレス増大→抜け毛の増大
どうにもなりません。
父はちなみにハゲています。
祖父はハゲていません。
私は幼少期より母から、お前は将来ハゲると教育されてきましたが
私はそれを良しとせず、自前でモットーを拵えました。
いつも心に隔世遺伝
それは私の精神的支柱となりました。
今それがポッキリと音を立て、地中から引き抜かれようとしています。
隔世遺伝とは何だったのか。
ハゲを意識しない事で、ハゲを遠ざけて来た私のドアを
今、ハゲがノックしています。
私は考えを改めました。
私は ハゲます。
それはもう受け入れるとして、出来れば良いハゲになりたい。
皆に希望の光りを届ける良いハゲに。
額の光 希望の光り
ジャック・ニコルソンの様なハゲになるのが今の私の希望です。
今ハゲかけている人、一緒に励まし合いましょうよ