お化けとは何か?

今週のお題「夏に聞きたい、怖い話」

お化けって怖いねえ そうだねえと納得するのは大変結構なものですが、

いわゆるお化けの現在の概念は戦後に形造られたと言って過言ではありません。

そこの根っこには科学信仰や、新興宗教の浸透等があって

それを更に煽る様にテレビが加担して今の扱いに収まっています。

現在は脳みその時代だと言いますが、

瞑想やドラッグ体験や監禁状態等の非一般的な方法での神秘体験をするイベントが少ない日本では

主に肝試しでそれを賄う訳ですが

そういった時に神秘体験を一度でもするとオカルティック方面にまっしぐらとなります。

お化けや幽霊という言葉があまりに一般的になると、

似非霊能者は、霊魂などという言葉を作ってそれらしく振る舞いますが

イタコと同じで、それが果たして真実かどうかはともかく

人の心を癒す作用を持つのは間違いありません。

いるいないで語ってしまうと、

悪魔の証明になってしまうのでいないとは絶対に言い切れないものですが、

絶対にいる と真顔で言うのは、三親等以内の親族の前だけの方が良いでしょう。


私は、

真夏の心霊スポットで、車に乗る際に中から突き飛ばされて置いていかれた経験があります。

着地したその時、足音が4つ聞えましたが

極度の緊張状態から来る幻聴だと思っています。


また、黄泉の国に通ずると言われる場所の真隣りの旅館の大広間で

真夜中 家鳴りが入り口から私達に向かって近づいてくるという経験もありますが

まあ ただの偶然だと思っています。


そうだと面白いな という気持ちと

絶対そうに違いない というのでは、

ハイスタ好きとモヒカン野郎くらいの違いがありますし、

大抵の事はプラズマで説明出来ると大槻教授は言っています。


妖怪リモコン隠しや、妖怪イヤフォンの線がぐるぐるも長らく怪奇現象と思われていましたが

イヤフォンぐるぐるに関しては、とある論文で科学的に解明されました。

幽霊なんて絶対いない!

なんてな風に思ってる人が一番新興宗教にはまりやすいというのはこれ、

その根拠に自身の体験が根ざしているからであって

ちょっとした神秘体験を自身の肉体で経験しますと

ころっと向こう側にいってしまうのですね。

肉体的な経験は怖くはありません。

害意 悪意 作意 と

人が意図するものが一番怖いんやでえ 

と普通のしめくくりで