食べ放題

ケンタッキーフライドチキンが一日限定で食べ放題をやるようだ。

私はケンタッキーフライドチキンが大好きだ。

クリスマス、誕生日と晴れの日にはケンタッキーフライドチキンを食べたものだし

人からはケンタッキーフライド美人と言われもした。

青森では、遊びの一つとして

「食べ放題」に良く行った。

肉もあれば、そばもスイーツもあるが

基本は肉が好きなだけ食べられる聖地としてそれはあった様に思う。

私は食べ放題に行く時は、

その店を潰すつもりで行くし

その店も赤字に出来るもんならしてみな というつもりでいたと思う。

これは戦いなのだ。

女子供は、元をとることも難しいだろうが

それ即ち負ける気で行って良いという訳にはいかない。

私は、女であれ子供であれそば好きの友達であれ

「肉を食え、肉を!」

「こら!ご飯を食うんじゃない。良い感じの食事にするんじゃない!」と発破をかけ

適度に緊張感を保つ様に努めている。

私の友達は、

「そば、3杯目だわw」と楽しげに言ってくるが

「このオカマ野郎が!肉を食え肉を!!」と私に罵倒されても

「そばが好きなんだからしょうが無い」と言い、

4杯目のそばを取りに行く。

元相撲部の弟とその友達と行った時は、

これは今回店を潰せるんじゃないか?と期待したものの

奴らは、米が好き過ぎてダメだった。

肉、米、米、肉、米、米。

これではいけない。

米の単価なんてたかが知れている。

米を2杯も食べたかという所でタバコに火を付ける有様である。

やっぱり先輩がいなければ、相撲部なんて所詮はただの炭水化物好きの集まりである。

それでも私は周りがどうあれ、

いつでも限界まで肉を食う。

もう肉は見たくない

そう思うまで食べる事、これは礼儀でありモラルである。

儲けが出る様に設定された値段

安く仕入れた肉

それに立ち向かうのが長男に生まれた私の使命である。

さあみんな

肉を食え!