精神論
精神だけが肉体を超える。
精神には限界が無い。
と言うと戦争突入前夜か甲子園か俺の全盛期は今なんだよ という事を思い出すでしょうけども
男子が集まればこぞって何らかの勝負が行われるのは世の常であります。
何故かは分かりませんが、非体育会系の私ですら
全速力でダイエーの中を5人並んで駆け抜けるという甚だ迷惑極まりない事をした事もあります。
また、根性だめしと称し何らかのチキンレースが開催されるのもこれ常識であり
道端のうんこにどれだけ顔を近づけられるかというものもあれば、
サウナでの我慢比べは基本中の基本として、
誰にも望まれないのに自分の根性を示すために、ありとあらゆる事をしでかします。
これは男の本能であると言って差し支えないでしょう。
私がかつてした中で最も不毛なチキンレースは、
おばあちゃんの頭に火の付いたライターをどれだけ近づけられるか?というものでした。
ばあちゃんは居間でテレビの前に横になっていて、私と友達はその後ろでテレビを見ていました。
今考えると何故そんな事をしたのだろうかとおもいますが、
おもむろに火の付けたライターをばあちゃんの頭に近づけた私は、
完全にジェームス・ディーンでした。
そして根性があるという事は時に不運を招くこともあります。
何故なら壁に向かって走るチキンレース等は、根性がありすぎると壁に激突してしまうのですから。
そしてその死はあまりにも不毛です。
そして、みなさんに知っておいてもらいたいのは
人の髪の毛は驚くほど良く燃えるという事です。