成長とは何かについての考察

まずはご覧頂きたい。


インターネッツの世界ではV6が迷走していると話題だそうだ。

何故これが話題かと言えば、迷走している事では無くやはりその質に着目するのが良さそうだ。

サングラスをかけた彼らが近づいてくるオープニングは、エグザイル的と言って良く

今の若者に  という一面を見せているのだと思う。

しかし何の説明も無いまま、目が赤く光だし

曲調は突き抜けた明るさに満ち溢れていて、心なしかV6の面々も楽しそうではある。

なんだ、彼らもノリノリじゃないか

そう思った人は甘い。

明るすぎないだろうか?

私はここに、ヤケクソ という言葉を当てたい。

というのも、元々大した場所にいなかった彼らではあるが

彼らが出演したドラマにはなかなかに良いものがあり、

特に岡田君に関しては良作に恵まれた状況で、今現在若干停滞感はあったとしても

ここまで振り切れる理由が見当たらない。

つまりは、

停滞感の払拭こそがこの曲の裏テーマであると読み解く事ができる。

そして、停滞感とは全ての人が抱える悩みであって

そこにどう対処していくかで人のその後の道のりが決まってくる。

そこでV6の場合であるが、彼らはまず走ってみたと言って良い。

停滞を払拭する為なら、迷走でも良いぜ

そんな決意が感じられる。

はっきり言ってこの動画には何のメッセージ性も感じられないし、程度も低く

楽しませよう という意識よりも、

なんかおっさん達がはしゃいでる 楽しそうだねと感じさせてしまうものがあって

それはつまり我々と6達との間の温度差であり

現場は楽しそうだな

と我々を冷静にさせてしまう程彼らの熱量、カロリーは高く

ここに至って漸く彼らが率先してピエロを演じている事に対する同情が生まれてくる。

彼らは進化したかったのではなく、変化を求めたわけで

その結果がこれである。

エグザイルとXメンの融合と言うと聞こえは良いが、騒ぐ事・はしゃぐ事で

僕たちは元気です

現場は最高です

そんなメッセージを発している彼ら

私はこの動画が作られる状況というものが心底恐ろしいとおもつた