良い二十歳、悪い二十歳の考察
今週のお題「20歳」
全ての物事において質が存在するという事から、当然二十歳にも
良い悪いの概念が存在します。
良い二十歳は、基本的には良い１９歳の進化系ですが
稀に悪い１９歳が突発的に良い２０歳に生まれ変わる事もあります。
そしてその逆もあり得ます。
良い二十歳は成人式を好みます。そして、男子であるならリクルートスーツ等で身を固め
女子の場合は、謎の白いフワフワで首を保護します。
参加する時の心構えとしては、出来るだけはしゃぎ浮かれる事でその場の空気に合わせる事が望まれますが
この時調子に乗って、悪いノリ いわゆる悪ノリをしてしまって
ステージに乱入する、縄張り争いをする、自暴自棄になる等の行為に及ぶと
即刻、悪い二十歳の烙印を押されてしまいます。
これは非常に重い十字架となり一生涯、同窓会・消防団・草野球等での地域コミュニティーにおいて
そういえば成人式の時 というタイトルで再演され続けます。
森光子やレ・ミゼラブル、ライオンキングに匹敵するロングランになりますのでそれなりの覚悟をして下さい。
また一口に良い二十歳と言ってもそれは人によって様々あって
一般的な良い二十歳像としては、
ハンカチ王子、えなりかずき、氷川きよしに見られるコンサバが好まれますが
行き過ぎたえなり信仰、きよし信仰は
信者の多くが、仏壇にお菓子を置くか墓参りをするだけのお婆ちゃんという事から
これに対して、孫にえなりを押し付けるな をスローガンに
孫達が一気に暴徒化する事象が、正月とお盆に世間を賑わせます。
その際、敵側は
小学校のときは可愛かった
小さいときは大人しかった
赤ん坊の頃おしめを替えてやった等の
情に訴えたり、恩を着せてきますが
それに対しては、
All Things Must Pass の精神で望んでいくと良いでしょう。
そうすると体制側は、
ティッシュに包まれた札
アイス代
お母さんには内緒で といった類の賄賂であなたの心を開かせようとしてきます。
これは是非貰っておいて下さい。
そしてありがとうの一言を忘れずに添えておくと効果的です。
そして出来るなら、将来恩返しをして上げてください。
それが彼らの理想を踏みにじった上で出来る最高のテロリズムだと私は考えます。
