最後の晩餐を見て思う事

やっぱり楽しい集団の限界数というのがこの世にはあって、

それはどうも4から5人、最大でも6人程度であると予想される。

世界的に有名な「最後の晩餐」であるが、見てもあまり楽しさ・躍動感を感じないというのは

人それぞれ気持ちの持ちようが違うよね っていうのがあって、それをサッカーで示すと下の図になる。


この様に、僕はこの人と一緒のが楽しいなあとか

あいつは酔うとしつこいから離れていようとか、

大皿に入ったサラダがいつも自分の近くに運ばれて、みんなに盛りつけるのが嫌になったのでちょっと自分の席を外しておこうとか、

それはもう色々ある訳です。

私はこんなに長いテーブルを使っての食事をした事がありませんし、

個人的にはテーブルの長さを半分にして、2列で対面に座った方が良いと思いますが

当時は残念ながらそういった発想は無かった様で

そうなると卓上調味料の配置がストレスになってきます。

個人的に必要と思われる調味料は、

卓上しょう油×3ラー油×3お酢×3胡椒×3塩×3

と膨大な量になり、かつ割り箸を入れる容器も3つは欲しいところです。

じゃないと


エス「ちょっと小ヤコブさん、しょう油取ってくれる?」

小ヤコブ「あ、はい。じゃマタイさんこれまわしてー」

マタイ「あ、はい。じゃヨハネさんしょう油エスさんまでお願いね。あ、あとついでに胡椒そっちから取ってくれる?」

小ヤコブ「あ、マタイさんうちも胡椒使いますー」

エス「あ、ごめん。胡椒終わったらこっちにもお願いしますー」

小ヤコブ「じゃあ、使い終わったらまわしますねー」

ヨハネ「どぞー、イエスさんしょう油ですー」

エス「あ、どもどもー」


折角の晩餐が調味料の受け渡しの会話に終始して楽しくありません。

そこで考えられる合理的な調味料の受け渡し方法ですが、一般的には

使う使わないに関わらず強制的に割り箸を回す居酒屋スタイルがまず思いつきますが

そうなると一つ問題が発生します。(下図)



こうなると、端に座った人の目の前は調味料だらけになってしまい楽しくありません。

晩餐の思い出が、目の前にめっちゃ調味料あったなというのでは少し悲しいです。

なので、そういう被害者を出さない為にもテーブルが小さい現在の食卓には好感が持てます。

またこの問題の根底には大人数の宴会にはもろもろの悲劇が存在するという事が横たわっていて

やっぱり4,5人くらいでわいわいやるのが丁度良いよね と言う事が出来ると思います。